イチョウの木について

 

ぎんなん(銀杏)はイチョウの木の実です。イチョウの木は裸子植物の一種で、アヒルの足のような独特の形をした葉を持っています。日本には、鎌倉時代に中国から伝えられたと言われています。秋になると黄色く色づき、落葉します。学校の帰り道、街路樹や公園はたまた神社の境内でこの黄色い葉を集めた思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか?私は、他の広葉樹とは違う個性的な形の葉に魅力を感じていました。
 
また、「公園にぎんなん拾いに行ったけれど、葉っぱしか拾えなかった…」という思い出をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?イチョウの木にはオスとメスがあり、ぎんなんの実がつくのはメスの木のみです。そのため、オスの木の下をいくら探してもぎんなんの実を拾うことはできません。近頃では実が落ちることを嫌って、オスの木のみが植えられている公園も多くなってきました。
  イチョウの葉
イチョウの木は、最高級のまな板になります。やわらかいために包丁を傷めず、また雑菌が繁殖しにくい性質があるためです。寿司屋さんで使っているまな板は、ほとんどがこのイチョウの木です。ご存じでしたか?
色づいたイチョウの木
 
 余談ですが、イチョウのオスは非常にモテます。半径20q以内のメスはもれなく虜にしてしまいます。相手となるメスの数も無制限に増やせちゃいます。私もこんなにモテモテになれたら…とうらやましい限りですw